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天井付けの室内物干しは、天井の下地を確認したうえで、適切な位置に固定できればDIYで取り付けられるものもあります。ただし、天井に設置する物干しは洗濯物の重量がかかるため、下地や耐荷重の確認が重要です。
この記事では、室内物干しを天井にDIYで取り付ける際の下地の探し方、必要な道具、具体的な取り付け手順、失敗しないための注意点を解説します。
室内物干しは天井にDIYで取り付けられる?
天井に取り付けるタイプの室内物干しは、製品の取り付け方法に沿って施工すれば、DIYで設置できるものもあります。
ただし、室内物干しには洗濯物の重量がかかるため、壁に取り付ける物干しよりも、天井の強度や下地の確認が重要です。天井の下地がない場所に直接取り付けると、ネジが抜けたり、物干し本体が落下したりするおそれがあります。
また、製品によって取り付けられる天井の材質や必要な下地、耐荷重などが異なります。DIYで取り付ける場合は、まず製品の施工条件を確認したうえで、天井の材質や下地の位置を確認しましょう。
下地の位置が確認できない場合や、天井の補強が必要な場合などは、無理にDIYで施工せず、専門業者への依頼も検討することをおすすめします。
天井に室内物干しを取り付ける前に確認すること
まずは設置前に大事な事前準備と注意点をチェックします。
天井の材質と下地を確認する

【下地探しの方法】
- 下地センサー(静電式):壁に当ててゆっくりスライドさせることで、下地の位置をランプや音で知らせてくれます。
- 針式タイプ:細い針を天井に刺して、硬い感触があれば下地がある証拠です。複数の箇所で確認することで精度が高まります。
設置場所と高さを決める

【おすすめの場所】
- 洗面所・ランドリールーム:洗濯機から近く、濡れた洗濯物をすぐに干せるため家事動線がスムーズです。換気扇や除湿機との併用で湿気対策も忘れずに。
- リビング・ダイニングの窓際:日当たりと風通しが良く、洗濯物が乾きやすい場所です。インテリアに馴染むデザインを選びましょう。
- 寝室:エアコンの風が届く位置に設置すれば、部屋干しに適しています。
耐荷重を確認する
天井物干しを安全に使用するには、耐荷重を守ることが重要です。
一般的な室内物干しの耐荷重は10kg前後です。洗濯物は、乾燥時の約1.5倍重くなるといわれています。例えば、バスタオル4枚で2〜4kg程度です。
上記の目安を参考に、普段干している洗濯物の総重量が耐荷重を超えないように注意しましょう。耐荷重に余裕のある製品を選ぶか、複数の物干しを併用すると安心です。
室内物干しの天井取り付けに必要な道具

必要な道具リスト
| 道具 | 用途 |
| 下地センサー | 天井の下地を探す |
| 針式下地探し | 下地の位置を確認する |
| 電動ドライバー | 下穴・ネジ締め |
| プラスドライバー | ネジの仕上げ |
| メジャー | 取り付け位置の計測 |
| 水平器 | 物干しバーの水平確認 |
| 脚立 | 高所作業 |
予算は選ぶ商品のグレードによって変わりますが、初心者入門編として揃える場合は1〜2万程度が目安になります。
室内物干しを天井にDIYで取り付ける方法【3STEP】

今回は、おしゃれで実用的と人気の「ALCOLOLOハンガーバー」を例に、DIY初心者の方にもわかりやすいよう、取り付け手順を細かいステップで紹介していきます。
最後に取り付け動画もあるので、こちらもぜひ参考にしてください。
STEP1:天井の下地を探して取り付け位置を決める
とても重要な工程です。この作業を怠ると落下事故につながる可能性があるのでしっかり行いましょう。
(1)設置場所の選定
洗濯機からの動線、日当たりや風通しなどを考慮して選びます。
(2)下地の確認

下地センサーや針式タイプを使って、天井裏の木材の下地(野縁や、野縁に固定された合板〈12mm以上〉)の位置を特定します。複数の点で確認し、下地がしっかり入っている場所を見つけましょう。
(3)設置位置のマーキング

物干し竿の長さや洗濯物を干すのに最適な高さを考慮し、金具を取り付ける位置を鉛筆でマークします。
(4)ドアや家具との干渉確認
実際に物干しを設置した際に、ドアの開閉や家具の配置に干渉しないか、ハンガーにかけた洗濯物が壁に当たらないかなどをシミュレーションして確認します。
STEP2:天井固定金具を取り付ける
下地の位置が確認できたら、金具を取り付けます。
(1)下穴と貫通穴をあける

マークした位置に、商品に付属している「施工治具ラベル」を貼り、ラベルの穴と赤点に合わせて電動ドライバーで下穴をあけます。
※中央の穴にはワイヤーを通すため、必ず貫通穴をあけてください。
(2)金具を取り付ける

付属の「天井固定金具」を付属のネジを使って取り付けます(3か所)。
※電動ドライバーはネジの締め終わりの手前で止め、その後はプラスドライバーを使い、手回しで確実に締めます。
金具の取り付けは、本体バーに付いているワイヤーの本数分行います。
STEP3:物干しバーを取り付けて水平を確認する
金具がしっかりと固定できたら、本体バーを取り付けて仕上げです。
(1)本体バーのワイヤーを金具に差し込む

(2)水平を確認する

さらにワイヤーを差し込み、利用したい高さに調整したら、本体バーの水平を水平器などを使って確認します。
▼取り付け動画はこちら
天井付け室内物干しのDIYでよくある失敗と対策
より安心して設置できるように、いくつかの失敗例と対策もご紹介します。
【原因1:下地のない場所に取り付ける】
石膏ボードは強度がなく、荷重に耐えられません。必ず下地センサーや針式タイプで下地を確認し、強度のある部分に固定してください。下地が見つからない場合は、下地補強板や合板を取り付けて強度を高める方法もあります。
【原因2:耐荷重を超えて使用する】
濡れた洗濯物は想像以上に重くなります。製品に記載されている耐荷重を必ず守りましょう。洗濯物の量が多い場合は複数の物干しを設置したり、重い衣類は分けて干したりするなどの工夫が必要です。
【原因3:ネジの締め付けが不十分】
ネジが斜めに打たれていたり、締め付けが不十分だったりすると、ぐらつきや落下の原因になります。垂直にしっかりと固定しましょう。取扱説明書をよく読み、手順通りに設置し、記載されている注意点を守ることが重要です。
【原因4:物干しが水平になっていない】
室内物干しを取り付ける際は、物干し本体が水平になっているかを確認しましょう。
取り付け位置が少しずれているだけでも、物干しバーが傾いて見えたり、ハンガーが一方向に寄ったりすることがあります。特に天井に複数の金具を取り付けるタイプは、それぞれの取り付け位置を正確に合わせることが大切です。
取り付け後は水平器などを使って物干しバーが水平になっているか確認し、傾きがある場合は固定位置を調整しましょう。
【原因5:ドアや家具と干渉する】
室内物干しは、設置後にドアや収納、家具などと干渉しないかを事前に確認することも大切です。
特に、室内物干しをドアの近くに設置すると、ドアを開閉した際に洗濯物やハンガーが当たったり、収納扉が開けにくくなったりする場合があります。
取り付ける前に、ドアや収納扉の開閉範囲、洗濯物を干したときの高さや広がり方まで確認しておきましょう。実際に洗濯物を干した状態をイメージし、動線を妨げない位置に設置することがポイントです。
安全に使用するためのポイント
万が一の落下を防ぐためには、定期的に取り付け部の点検を行うことが大切です。また、暖房器具やベビーベッドの近くなど、吊り下げ物が落下すると危険な場所では使用しないようにしましょう。
お子さんがいる家庭では、お子さんの遊び道具とならない高さに設置することも重要です。
天井付け室内物干しを設置するおすすめの場所
天井付けの室内物干しは、洗濯物を干す場所だけでなく、家事動線や部屋の使い方に合わせて設置場所を選ぶことが大切です。
洗濯物を洗う場所の近くに設置すれば家事の負担を減らせるほか、リビングや寝室などに設置すれば、必要なときだけ物干しスペースとして活用できます。
ランドリールーム・洗面所

ランドリールームや洗面所は、天井付けの室内物干しを設置する場所としておすすめです。
洗濯機の近くに物干しスペースを設けることで、洗濯物を持って移動する距離を短くでき、洗う・干す・取り込むといった一連の作業をスムーズに行えます。
また、洗濯物を干したままにしておけるため、家族の生活スペースに洗濯物を持ち込まずに済むのもメリットです。設置する際は、洗濯機や収納棚との位置関係を確認し、洗濯物を干した状態でも動きやすいスペースを確保しましょう。
▼こちらの記事も参考に
ランドリールームは本当に必要?後悔しないためのメリット・デメリットと判断基準を解説!
リビング

リビングに室内物干しを設置すれば、天候や時間帯を問わず、生活スペースの中で洗濯物を干すことができます。
普段は物干し竿を取り外しておき、洗濯物を干すときだけ設置するタイプを選べば、リビングの見た目をすっきり保ちやすくなります。
一方で、リビングは家族が集まる場所でもあるため、物干しを使用しているときに通路や家具の邪魔にならないか確認することが大切です。ソファやテーブル、テレビなどとの位置関係も考えて設置しましょう。
▼こちらの記事も参考に
リビングの洗濯物干しの正解は?選び方とおしゃれなおすすめアイテム
寝室

寝室に天井付けの室内物干しを設置する方法もあります。
洗濯物を干す場所と寝室を兼ねることで、夜に洗濯をしてそのまま室内に干したり、乾いた衣類を取り込んですぐに収納したりできます。
ただし、寝室は睡眠をとる場所でもあるため、洗濯物を干した際の圧迫感や湿気が気にならないかを考慮しましょう。ベッドやクローゼットの扉と干渉しない位置を選び、必要に応じて換気や除湿も行うことが大切です。
窓際

窓際は、室内物干しを設置する場所として取り入れやすい位置の一つです。
窓を開けられる場合は換気しやすく、日中は自然光を取り入れながら洗濯物を干すことができます。また、物干しスペースを窓際にまとめることで、部屋の中央部分を広く使いやすくなるメリットもあります。
ただし、窓の開閉時に洗濯物やハンガーが干渉しないよう、窓との距離を確認しておきましょう。カーテンやブラインドを使用する場合も、洗濯物と干渉しないか事前に確認しておくと安心です。
天井付け室内物干しの活用アイデア
最後に、より快適に使うためのアイデアや、洗濯物を干す以外の活用法についても紹介します。
ハンガーリングを使って洗濯効率アップ

「ALCOLOLOハンガーバー」と同じブランドの商品「ALCOLOLOハンガーリング」を使えば、ピンチハンガーを浮かせることもできます。干せる容量が増えて洗濯効率がアップするので、洗濯物の多いファミリー世帯におすすめです。
玄関など洗濯以外にも活用する

玄関収納として活用する方法もおすすめです。写真は、上着をかけるために玄関横の勝手口スペースに取り付けた事例です。出かけるときに上着を忘れる心配がなく、帰宅したあともすぐに干せるので床が散らからずに済みます。
まとめ
天井に取り付ける「ALCOLOLOハンガーバー」は、以下のような悩みをお持ちの方におすすめです。
- 家族が増えて洗濯物も増え、既存の物干しではスペースが足りない方
- 物干しを床置きしたくない、なるべく生活感を出したくない方
- DIY初心者だけど、おしゃれで機能的なものを設置したい方
- 道具含め2~3万円程度で、手軽に室内干し環境を改善したい方
おしゃれで機能的な天井取り付けタイプの物干しDIYに挑戦して、毎日の洗濯をもっと楽しく、もっと快適にしましょう。