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賃貸物件では、退去時に借りたときの状態に戻す「原状回復義務」があります。
この義務に違反すると、修繕費用を請求されるリスクがあるため、壁に取り付けるインテリアには慎重になる人が多いでしょう。
しかし、賃貸物件でも壁に穴を開けずにインテリアを楽しむ方法はたくさんあります。
小さなピンやホッチキス程度の跡なら許容される場合が多く、突っ張り棒などのアイテムを活用すれば、大きな傷を残さずに壁を飾ることができます。
この記事では、壁に穴を開けずに取り付けられるおすすめの棚と、アイテム選びのポイント、取り付け時の注意点などを紹介します。ぜひ参考にしてください。
賃貸の壁を便利・おしゃれに!棚作りのアイデア
突っ張り棒を活用する

壁に穴を開けずに、手軽に収納スペースを作る方法の一つが、突っ張り棒を活用することです。工具不要で、手軽に設置できるのが魅力のアイテムです。
石膏釘仕様の棚を設置する

小さな穴が許容される場合、画鋲よりも穴が小さく目立ちにくい石膏釘で取り付けるアイテムを検討してみるのもおすすめです。
特別な工具を使わずに設置できて、比較的デザインも豊富なので、部屋のスタイルを崩すことなくアートや小物をディスプレイできます。
ワイヤーネットや有孔ボードで壁面収納をDIY

100円ショップなどで手に入るワイヤーネットや有孔ボードを立てかけることで、壁を自分好みに飾ることもできます。DIYが好きな方であれば、突っ張り棒をうまく組み合わせて収納の幅を広げる方法もおすすめです。
アイテム選びのポイント
耐荷重を確認する

棚を取り付ける際は、必ず耐荷重を確認し、安全な設置を心がけましょう。
特に複数の本やアートなど、重さのあるものを飾る場合は要チェックポイントです。
デザインやサイズにこだわる

デザインは、余計な装飾のないシンプルなものや、直線的なデザインの棚を選ぶと、空間がスッキリとまとまります。
カラーはモノトーンを基調とすることで、飾るアイテムを選びません。
棚全体を埋め尽くすのではなく、適度な余白を残すサイズを選ぶと、飾るアイテムが引き立ち、空間に広がりが生まれます。
傷・跡を最小限に!便利なグッズと対策ノウハウ
穴がほとんど目立たないピン

石膏釘や石膏ピンなどと呼ばれているもので、一般的な画鋲よりも針が細く、穴を小さく抑えることができます。壁紙の凹凸や色柄によってはほとんど気にならないレベルです。
簡単!穴跡の補修テクニック

万が一、穴が気になる場合でも、簡単な補修材で目立たなくすることができます。
ホームセンターや100円ショップで手に入る壁穴用パテは、穴に充填して乾燥させるだけで簡単に補修できます。白い壁紙であれば、白色のパテを使用し、ヘラなどで表面を平らにすることでほとんど目立たなくなります。
賃貸DIYのQ&Aと注意点
どこまで壁を加工してOK?
賃貸物件でのDIYは、基本的に「原状回復可能な範囲」に限定されます。
- OKな例:ピン(下地ボードの張替えが不要な程度)、剥がせる壁紙、粘着フック、突っ張り棒を使った棚の設置など。
- NGな例:釘やネジで下地ボードを傷つける穴、壁に直接ペンキを塗る、壁紙を剥がす(剥がせるタイプ以外)など、原状回復に大きな費用がかかる可能性がある加工。
ただし、契約書に特約事項がある場合は、そちらが優先されます。
壁の材質や契約内容のチェック
棚の設置を始める前に、必ず壁の材質と賃貸借契約書の内容を確認しましょう。
- 壁の材質:壁を軽くノックしてみて、軽い音がすれば石膏ボード、硬く詰まった音がすれば下地やコンクリートの可能性があります。下地センサーなどの道具を使うと、より正確に下地の位置を特定できます。
- 契約内容:賃貸借契約書に記載されている「原状回復義務」や「特約事項」を隅々まで確認し、不明な点は管理会社や大家さんに問い合わせましょう。
賃貸でも理想のインテリアを楽しもう
賃貸物件だからといって、理想のインテリアを諦める必要はありません。アイデアと工夫次第で、壁に穴を開けずに自分好みの棚を作り上げることができます。小さなピン程度の跡は許容範囲とされることも多いため、今回紹介した方法やアイテムを参考に、おしゃれな棚を飾って、居心地の良い理想の部屋を実現しましょう。